最近ダイビングを始めた。
先日アドバンスドオープンウォーターダイバーを取得し、現在経験本数はたった12本だが、なんとなーーーーく中性浮力の取り方が分かった感じがしたので、メモがてらに書く。
間違ってても超初心者の備忘録なので見逃してほしい。
まず、前提としてプラス浮力とマイナス浮力と中性浮力があるわけだが、まずプラス浮力とマイナス浮力で、自分の体の重心位置が違うことに気づいた。
マイナス浮力の時、つまり沈んでいくときは、重心は地上とほぼ同じで、丹田、へその辺りというか腰の辺りに重心がある。腰が全身の後ろの方なので体は足が沈むようになり、必然的に足が沈み、足で微小なフィンキックをして中性浮力を取ってる感を出すことが可能だ(疲れるけど)。
プラス浮力の時、つまり浮き上がってしまっている時は、重心は丹田より上の、水月の辺り、つまり鳩尾の辺りにある。胸の中心から肋骨を触りながら手を下して、肋骨がなくなり、まだ腹筋もない凹んだところが鳩尾だ。厳密な重心は鳩尾より微小に上な感じはある。こうなると足はほぼ平行になり、スカイダイビングしているような姿勢に自然になる。
で、中性浮力の時の重心位置は、プラス浮力の時とほぼ同じだ。と思う。(少なくとも自分の感覚では)
つまり重心位置が鳩尾で、かつ浮いていかない状態が中性浮力の取れている状態だ。
なぜこの感覚を「取り方がわかるような気がした」とわざわざ感じたかというと、この感覚は判別に対して有効だと思ったからだ。
中性浮力が取れていない時というのは、マイナス浮力かプラス浮力になっている時だ。プラス浮力の時は、「浮く」という独特の恐怖心があるからすぐわかる。そうしたらエアを抜けばいい。逆にマイナス浮力の時は、足が下にある分、無意識に微小なフィンキックをしてしまいやすいので、自分がマイナス浮力であることに気づきにくい。と思う。ここで自分の重心位置を意識すれば、重心位置が腰が鳩尾かによって自分が無意識にフィンキックをして見かけの中性浮力を取ってしまっているのかがわかる、という寸法だ。
パッと見中性浮力を取れていても、重心が腰にあったらBCDにエアを入れるべきだ。そして浮き上がったらBCDのエアを抜けばいい。
潜っていって、体が沈んだらBCDにエアを入れるのではない。重心位置が鳩尾から腰に移動してきたらBCDにエアを入れるのだ。
多分ベテランはこれを無意識に感じ取ってやっているんだと思う。
「慣れ」とかいう言葉は主にフィーリング、つまり何かしらの体の信号を指標に無意識のプログラムを構築しているだけなので、今回は重心位置の移動という内容をマニュアル的に制御してあげれば、ベテランと同等に慣れるのではないだろうか。
次のダイビングで特に意識してみる。
やっぱ違うわ。ってなったら追記する。削除はしない(多分)